IE9ピン留め
心機一転し、まめに更新をする・・・と決意したわけではないのですが、以前からexciteブログの機能に不満を感じていたこともあり、ライブドアへ引越すことにしました。

「ルポライターFの雑記」(2010年5月26日~)

今後はこちらで更新します。引き続きよろしくお願いします。
# by pagezero | 2010-05-26 15:35 | 告知等
昨日発売された「宝島」の7月号「巻頭スクープ」の欄に、関連工事を名目に建設が進み、後戻りできない状況に追い込まれつつある、八ッ場ダムの現地レポートを書いています。冒頭の数行を転載します。

5月15日の前原誠司国土交通大臣の会見。「来たる参議院選挙マニフェストで民主党は八ッ場ダム問題をどう取り扱うのか」と訊きかれた前原大臣は、「(党に)現状の記載を求めていきたい」と述べた。 数カ月前にあれほど騒がれた八ッ場ダムの事業停止問題だが、ここのところ、政治ニュースが普天間基地移転問題一色になった陰でやや忘れられていた感もあった。それだけにこのやり取りだけ聞くと、民主党が昨年の衆院選のマニフェストで謳った「八ッ場ダムの事業停止」は、停止に向けて着々と動いている、と早合点したくなるところだ。だが事態はそれほど単純ではない。国民の関心が薄らいでいたここ数カ月の間に、現地ではダム建設に向けての動きが急加速していたからだ。


詳しくは本誌を。


週刊金曜日の5月21日号に2本。

1本は、特集「名ばかり新党に惑わされるな」の枠内で「たちあがれ日本」と「新党改革」について。
民主・自民二大政党に失望した有権者の受け皿になるべく結党されたはずの両新党ですが、各種の世論調査では現状支持率1%台と低迷。政界再編を主導するほどの存在にはなりえていません。そこで村上正邦・元自民党参議院議員会長や城内実衆議院議員、テレビマンの岩下俊三さんら両新党党首にゆかりの人々に取材し、両党がなぜこれほど人気がないのかを探りました。

もう1本は、JR東日本による信濃川不正取水事件の続報。一年半前の不正発覚で社会的信用を地に落としたJR東日本ですが、先月十日町市などとは和解、今夏にも国交省から再取水を許可される、との噂もあります。ところが、地元と交わされた「協定書」は、あまりにJRと地元土建業者にばかり都合のいい内容で「これで河川環境が保護できるのか?」との声が続出しています。さらにここに来て、JR東日本が二十数年前の信濃川発電所開設時、住民に対して嘘の説明をしていた、という事実も発覚しました。こうした数々の問題を放置しながら、再取水に突き進んでいる現状の是非を問うています。


昨日発売の「週刊金曜日」(4月2日号)に、久しぶりにコンビニ問題について寄稿しました。

今回は電気、ガス、水道などの公共料金の支払いをコンビニでできる、「代行収納」のサービスについて。

23年前にセブンイレブンが始め、現在ほぼ全てのコンビニで実施しているこのサービスですが、その範囲は加盟店の預かり知らぬところで年々拡大。今やクレジットカードやネット通販、昨今ブームになっている各種「●●検定」の支払いなど、際限なく広がっています。元々加盟店にとっては収益が期待できない代行収納は、一方で、労働量、管理責任の面で重過ぎる負担(記事では、その点を詳述)になっています。

郵便局や銀行の代わりだけでなく、果ては公衆トイレや交番、ゴミ箱など、本来行政が果たすべき仕事を、コンビニのオーナーや従業員たちは自分たちの意を全く汲んでもらえないまま負わされています。そんな中、セブンイレブンでは今年2月から住民票の発行も行うようになり、彼らにとっての新たな負担が発生しました。

もちろんコンビニで何もかも行えるようになるのは、私たち消費者にとっては便利。しかし誰かを極端に犠牲にする形で「進化」する消費生活というものが、果たしてどこまで許されるのか。コンビニ問題全てに通じることではありますが、今回の記事では、特にそのことが中心的テーマになっています。

今日発売の「週刊金曜日」(2009年3月12日号)は「外国人参政権と排外主義」を特集。私は巻頭記事に加え、各地で外国人へのヘイトスピーチを繰り広げている在特会・桜井誠会長のインタビュー記事を書いています。

詳しくは本誌を読んでいただきたいですが、インタビューを通じて、桜井氏は「我々は敗者なんだ」と、くどいほど繰り返していました。どういうことかと言うと、「左翼政権」(桜井氏いわく、民主党政権は「左翼政権以外の何物でもない」そうです)の誕生によって自分たち保守勢力は敗北した。現在の在特会のやり方が顰蹙を買っていることも、嫌われていることも自覚しているが、しかし負けた側である以上、街頭でビラを撒くような、悠長なやり方をしている余裕は無い。「激しく」やらなくてはいけないーーーそれが彼の認識のようです。

私の主観的な見方に過ぎるかもしれませんが、「左翼」への強烈な嫌悪を隠さない一方で、桜井氏の口ぶりからは、昔の左翼過激派のやり方を意識的に模倣しているのでは?と思えるところもありました。仮に桜井氏が、「左翼が勝った」のは過激な闘い方をした故であり、同じことをすれば自分たちも勝てると考えているのであれば、在特会の前途は凄まじく暗いものになるはずです。言うまでもなく、左翼過激派は武装闘争に耽溺したことで勝利などしておらず、それどころか大多数の国民から見放され、どうしようもないほどに衰退した、というのが現実だからです。
# by pagezero | 2010-03-12 21:37